ロスのない販売を目指す

店員

商品の販売動向を知る

posは単なる決済端末ではありません。posを導入すればレジ作業に掛かる時間が短縮され、店舗スタッフの手間も、精算を待つ客のストレスも軽減されます。しかし注目すべきなのは収集される膨大な売上データなのです。コンビニエンスストアを例に考えてみましょう。ここでは人気商品のひとつである肉まんにスポットを当てます。肉まんは注文を受けるたびにレジ登録されていきますから、posシステムには「何時に売れた」という記録が残ります。このデータを集計すると、肉まんがどの時間帯によく売れているのか一目瞭然になるのです。早朝に売れていれば朝食としての需要が高いのではないか、昼間に売れていればランチの一品として購入されているのではないか、という仮説が立ちます。これを新たな商品開発のヒントにするのです。また、肉まんは什器に入れてから蒸しあがるまでに15分から20分程度の時間が必要です。posデータの販売個数と販売時間を逆算して仕込めば、注文があったのに商品が出来あがっておらず販売できない、というような事態を避けられます。このように商品の販売データを分析することで、チャンスロスを最小限に食い止める効果が期待されています。さらに長期間にわたりデータの蓄積を行えば、昨年度の販売個数と今年度の進捗状況を比較したり、気温と購買傾向の関連性を見つけたりと幅広い応用が可能です。posは多店舗展開する店舗にとって、なくてはならないシステムなのです。